僕は投資って難しそうだなとずっと思っていたんですが、実際にやってみると楽しいことに気が付きました。投資の中でも『投資信託』は個別株投資やFXよりもはるかにハードルが低く、お金が少しずつ増える喜びは何ものにも代えがたいです。低金利で銀行にお金を預けていては資産は増えない時代、今の厳しい時代こそ投資にお金を回して将来リスクに備えるべきだと思います。
投資信託とは
投資家から集めたお金を投資のプロであるファンドマネージャーが投資先を選び、利益が出たら投資家に分配する金融商品です。投資信託と言っても、いろんな種類があります。
国内の株式や債券、外国の株式、債券などをバランスよくパッケージにしたバランス型の投資信託。
市場の値動きと連動した動きをみせるインデックス型の投資信託。
市場の値動きよりも高いパフォーマンスを狙うアクティブ型の投資信託。
さらには、不動産投資信託のREITがあります。
僕は毎月に3,000円をバランス型の投資信託に積み立てています。証券会社の口座開設はネットで全て完結する楽天証券を選びました。開設時にはマイナンバーカードを撮影してアップロードする必要があります。実際に取引できるまでは5日間ほどかかりますが、それ以降はいつでも取引可能なので便利です。
楽天証券は楽天グループの楽天銀行と提携させることで、マネーブリッジという優遇金利が適用され、金利が0.1%になるメリットがあります。さらに、楽天銀行にログイン後、楽天証券との提携キャンペーンに参加すると1,000円がもらえます。この1,000円は後日楽天銀行に振り込まれます。楽天ユーザーであれば、キャンペーンを有効に活用したほうがかなりお得になるということです。
僕は大手ネット証券の楽天証券で取引を開始してから、早4ヶ月が過ぎました。合計で12,000円を積み立てて、381円の利益を得ています。投資信託は積み立てで金融商品を選べば、あとは特になにもしなくてもかまいません。特になにもせずに、いわば「ほったらかし」で証券資産が増えたのは楽しいです。
ちなみに、僕は世界経済インデックスファンドという金融商品に投資信託しています。もうしばらくは3,000円投資生活を継続してみて、資金に余裕が出てきたら投資に回す金額を増やす予定です。
なぜ、投資信託をはじめたのか
将来の不安をやわらげるため、そして、合理的にお金を増やしていきたいと考えたからです。僕の今の年齢は26歳、独身ですがこれから家族を持ちたいという願望があります。
しかし、貯金は微々たるもので、将来のことを考えると不安に…。一般の銀行にお金を預けていても、利子は0.0001%など、とても低金利です。ATMでお金をおろしたときに手数料をとられ、逆にお金が減ってしまうこともよくあります。銀行にお金を預けていては資産が増えないことに気が付き、思い切って投資信託をはじめたのです。
投資信託をはじめてから4ヶ月の歳月が流れましたが、お金に対する意識が改善され毎日を刺激的に過ごせるようになりました。例えば、携帯会社の大手キャリアdocomoを解約したのが一番大きな変化です。
以前まではdocomoと契約していて、毎月9,000円近く支払っていました。通話はほとんど利用せず、データ通信量も毎月3GB程度しか使っておらず、無駄な出費をかさねていたことになります。でも、投資信託をはじめるようになってからは、家計を見直し、お得な格安スマホに乗り換えることにしました。
乗り換えに際し、格安スマホに関する雑誌を熟読し、CMで話題のワイモバイルと契約。すると、月々の通信料金が3,300円まで下がり、docomoと比べて約6,000円もお得になったんです。解約金や初期費用で15,000円ほど予想外の出費はありましたが、それでも月々の通信料金が大幅に下がりトータルでみると格安スマホのほうがお得になります。
投資信託をはじめていなければ、格安スマホに乗り換えることはなかったでしょう。節約意識はかなり向上されて、今ではどうしたらポイントが貯まりやすいかなどを考えるようにもなりました。
最後に
未知なものにチャレンジするのは勇気のいることですが、案ずるよりも産むが易しです。実際に投資信託をやってみると、案外楽しいものだということが身を持って分かると思います。僕は少なくとも、今の生活は楽しく、これからもずっと投資信託を行っていきたいと考えています。
人によってお金を増やす目的は違い、十人十色です。旅行資金や結婚資金にあてるため、おいしい料理を食べるため、子どものため、など明確な目標があれば投資生活がより楽しくなることでしょう。投資に少しでも興味がある人は、ぜひやってみることをおすすめします。最初から個別株投資をするのではなく、まずは手堅く投資信託からはじめると、余裕を持った心で投資の世界が学べますよ。