みなさんは、「歯医者」に対して、どんなイメージを持っていますか?よく耳にするのが、「痛い」「怖い」「行きたくない」のイメージ。
ですが、“予防”ができれば、そのマイナスイメージを消すことができるとしたら、いいと思いませんか?そこで、お口の病を予防することで得られる3つの良いことをお教えます。
1)定期検診で痛みにサヨナラできる
歯医者に嫌な思い出がある人は、どこかで痛い思いをした人がほとんどかと思います。ですが、元を辿ると虫歯ができてしまったから、何もしなくても痛む歯になってしまったり、痛みを伴う治療を行わざるを得なくなってしまうのです。
歯医者さんも、患者さんに痛い治療をしたいわけでもありません。痛む前に定期検診へと来院してもらえれば、痛みを経験することなく、綺麗なお口を保つことができます。
2)定期検診でコスパできる
歯医者に通わない理由としては、「仕事や学校が忙しくて通う時間がない」「病院はお金がかかる」という方もいるかと思います。ですが、痛くなってから歯医者に通うとなると、治療費が掛かります。
窓口負担が3割の方を基準に考えると、小さな虫歯1本分で約1〜2,000円ほど、大きくなるにつれ費用も増え、1本歯を失ってしまうと、治療が完了するまで合計で1万円はゆうに超えてしまいます。運悪く、前歯に大きな虫歯ができてしまうと保険適用外のセラミックを入れたりするので5万円以上の負担になることも・・
そう考えると、定期検診は内容にもよりますが、保険はもちろん適用されますし、1回の費用は約3〜4,000円ほど。
となると、定期検診に来院し予防ができれば、自ずと治療費も大幅に抑えることが出来るのです。これこそ、一石二鳥ですよね!ちなみに定期検診は、1年に2〜3回行うのが理想と言われています。
3)歯の健康は、全身の健康に繋がる
聞いたことがある人も少なくはないと思いますが、虫歯や歯周病が進行してしまうと、全身疾患を引き起こすことも稀ではありません。
歯の中にも歯茎の中にも、全身に繋がる血管が走っています。
そこから虫歯の原因菌が流れてしまうと脳に炎症が引き起こしたり、歯石が流れてしまうと血管が詰まり心血管疾患を引き起こしたりするリスクを伴うのです。
「虫歯が原因で死ぬ」というのも、あながち嘘ではないということです。
歯というものは、生まれてから当たり前にお口の中に存在していますが、毎日使う大切なものです。車や家とは違い、傷ついて壊れてしまっても、買い換えることはできません。私自身、昔は虫歯が多く、歯医者へ通いつめていましたが、その反省を生かしで今では難なく生活が出来ています。
みなさんも、健康で豊かな生活を一生続けていくには欠かせない歯を、自らの意思で守って行きましょう!